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特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームというと、養護老人ホームの発展系の施設のような名称に感じるかもしれませんが、特別養護老人ホームには、養護老人ホームとは大きな違いがあります。

名前が似ていても、その介護やサービスには、大きな差がありますので、きちんと施設の特性を認識して利用することが必要です。

特別養護老人ホームは、別名、介護老人福祉施設とも言い、介護老人保健施設、指定介護療養型医療施設とともに、介護保険施設の一つです。

介護保険施設というのは、介護保険が適用されている施設の一つであるので、介護の認定の降りている人でいないと利用できないという制限があります。

介護の認定は、たとえば病気などが原因で手足を動かすのが多少なりとも不自由であったり、日常生活の動作が困難であったりした場合に、介護の認定をお願いし、実際にどのくらい動けるのか、またはどのくらい不自由をしているのかを確認してもらった上で、どの程度の介護が必要であるのかという、要介護の等級を認定してもらうことになります。

このように、介護の必要があると正式に認められた場合には、介護認定を受けた人が利用することのできる、さまざまな施設やサービスなどが利用できるようになります。

もちろん、これは利用が義務付けられているというわけではなく、あくまでも利用そのものについては、本人の意思が尊重され、たとえばデイサービスを受けるために自宅にヘルパーが来てくれるような場合でも、買い物はムリだけど掃除は自分でできるなど、自分の意思を尊重してもらうこともできます。

このような社会福祉のサービスの基本は、人間が人間らしい生活を送ることができるという、人間の尊厳を損なわない生活を目指すことにありますが、そのためにも、自分でできることはなるべく自分で行い、機能訓練も兼ねて、自力で物事を成すということに取り組んでもらうことも必要です。

すべてを助けてあげるのではなく、自立を促すことも、立派な介護の仕事の一つであるといえるでしょう。

老人ホームには多くの種類がありますが、根底にあるこの考え方はどの老人ホームでも共通しています。

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